乃木坂46歌詞考察

乃木坂46の曲について歌詞、MVを考察します。

生駒里奈さんが卒業を発表したのは、自分がメンバーの顔と名前を半分ほど覚えた頃でした

生駒里奈さんが卒業を発表したのは、自分がメンバーの顔と名前を半分ほど覚えた頃でした


2018年1月上旬、年明け特有の暇を持て余してた自分が乃木坂46にハマったキッカケは『インフルエンサー』でした。

一目見た時からそのダンス、圧巻のパフォーマンスに惹かれました。顔も名前も知らなくても惹きつける力がそこにはありました。

それから、アイドルのするトーク番組が好きな事もあり『乃木坂ってどこ?』『乃木坂工事中』を何回も、繰り返し視聴し、メンバーの事を知っていきました。



ちょうどその全てを見終わった頃にその発表がありました


生駒里奈さんの卒業発表。



その頃の自分は既に、生駒里奈さんの事を知っていました。最初期の連続センター、漫画好きでよく喋る少年顔の少女。それだけの印象でした。

勿論、彼女が喋ると間違いなく面白いので大好きでした。ただ、『そうか、生駒ちゃん卒業か…残念』それ位の気持ちでした。


続く2月、3月にも繰り返し乃木坂について触れ続けました。7年間の歴史を朧げながら辿って来ました。笑いあり、涙ありのアイドルの生き様という物語を遅ればせながら見て行きました。

ただそれは、テレビの番組をただ見ているかのような…どこか一歩引いた、いわゆる『入れ込んで無い』状態でした。



そんな自分が「ライブに行きたい」そう思うキッカケは『Against』のPVでした

乃木坂の最初期を支え続け、作り上げてきた一期生とのパフォーマンス。DNAの螺旋のようにあの頃と違い、確固たる『個性』を持ったメンバー。微笑みかけるのではなく、共に横並びで踊る『戦友』としての皆。

確かな強い意志、熱を感じました。このパフォーマンスを見たい、と思いました。そして気付きました。このパフォーマンスは生駒里奈という存在が一本の大黒柱になっていると。



それから遅まきながら行動しました。そのPVを見た時にはLVは全映画館で終わっていましたが、当日になり片道2時間の場所でチケットを譲ってくださる方がいらっしゃり、そこへ行きました。

曲も全く知りません、100曲以上ある乃木坂46の曲のうち、前述の『Against』を除くと表題曲はおろか二つの手の指で知ってる曲が収まるレベルです。以前乃木坂工事中やっていた「ファンの選ぶ曲選挙」でも殆どの曲がサッパリでした。

それでも、行きたいと思いました。そう思わせる大きな、静かに燃え上がる闘争心、太陽のような熱量があのPVにはありました。

本番6時間前の昼に参戦が決まり、手持ちのペンライトと財布のみで会場に着きました。完全に丸腰です。


その曲は始まってすぐ来ました。20枚目シングル収録曲の流れで察知することが出来ました。
表現者としての生駒里奈、そのカッコよさ、凛々しさ、それが詰まっていました。


また、印象的だったのは『心のプラカード』でした。私はこの曲を知っていました。しかし、生駒里奈が歌っている事を知りませんでした。
私の知らない生駒里奈の歴史がまだまだある、進んできた路がある、そう感じました。

数時間必死の突貫工事もあり、ライブ登場曲の殆どを知ることが出来ていました。その全てが、乃木坂46であるが故のパフォーマンス、出来栄えでした。


更なる細やかな感想は無粋になってしまいそうなので最後に一点だけ、印象に残った事を述べます。


それはアンコール前最後の曲『制服のマネキン』センターは、生駒里奈

ラストに入る直前生駒里奈さんがカメラに抜かれます。そこに当てはまる歌詞。


「僕にまかせろ」


齢幾許かの少女だった生駒里奈さん。こんな強気なセリフを放ったとしても全く恥ずかしくない、強い女性になったと7年間を、たった三ヶ月で眺めた自分でさえも強く思います。


これからも先の未来を行く者として乃木坂の、そして皆の希望と貴方はなるでしょう。そんな貴方を出会って数ヶ月の私が心より応援したくなる、そんな人間になった事を私が約束します。

最後にライブ終わりの駄文でしたが、これからの生駒里奈さんのご健勝と未来への躍進を祈ってこの文を締めさせて頂きます。

ご拝読、ありがとうございました。